のぞみのバセドウ病記録

しがない会社員のバセドウ病治療の記録です。

第12回 手術後2日目

術後2日目が終わろうとしています。

今朝は、すんごい肩凝った!と思って目が覚めました。
前日からあるしびれも少し残っていました。
昨夜夕食後にカルシウムのお薬を飲んで、夜点滴もしたけどなぁ……。

入院生活は朝が忙しく、6時台に看護師さんが回ってきて検温血圧酸素測定、7時過ぎから朝食、8時過ぎ頃から医師が回って来るかも(外来診療前に来てくださる場合)、9時すぎに採血。
わたしは3日連続で今日も採血がありました。

今日は採血の結果がわかったタイミングで、内分泌の先生が来てくださいました。
今日先生は外来がないはずなので、このタイミングで来てくださったんだと思います。
で、言ってたのが
「おそらく退院日が日曜日になりそうってことを聞いたので、会えなくなっちゃうから今日来たよ。カルシウムの値、まだ全然上がってきてないね。カルシウムのお薬増やしましょう。甲状腺ホルモンの値は、まだ高いままだね。これは徐々に下がるから退院後からホルモンを足す薬を始めよう。」
とのことでした。

私の場合、採血をオーダーしてホルモンのバランスを見てくださるのは内分泌の先生だけど、退院日を決めるのは執刀医である耳鼻科の先生、というようになっているので、こんな感じになっちゃうんですよね。

とりあえず今日からはカルシウムのお薬を1.5倍に増やし、退院後もしばらく続けることに。また、今はまだ下がってない甲状腺ホルモンを足す薬を退院後から飲むように手配してくださいました。
「退院後の外来診察予約をもう入れてあるけど、何かあったら気にせず予約変更して、早く来てくれていいからね。」っておっしゃってくださいました。
先生優しくしてくれて、連携もうまくやってくれて、ありがとう☺️

そんなこんなしていたら、もうお昼。一歩も動かなくてもお昼ごはんが来るんですよね。

午後は外来終わりで先生が回って来るくらいなので、超ぼーっとしてたのですが、2時くらい?に前兆なく看護師さんに呼ばれ、耳鼻科の診察するからと外来の診察室へ連れて行かれました。
割と元気になってきているので、歩いていけると思います!と言ったのですが、車椅子に乗せられました。笑
車椅子に乗ったの初めてかも。

耳鼻科診察では鼻からカメラを入れて、喉の動きを見るというものでした。
手術の際に甲状腺の近くにある反回神経という神経を傷つけてしまうことがあり、そうすると声帯や喉の動きが悪くなることがあるので、その症状がないかどうかの確認です。
この検査は事前の外来診察時にも一度やったのですが、ほんとに嫌なんですよね。鼻に麻酔?の薬をスプレーしてから入れるのですが、変な味するし、それにしても痛いし、おえってなるし。
結果としては、問題ありませんでした。よかったです。

そういえば入院前のPCR検査も、同じように鼻からめちゃめちゃ長い綿棒を入れて粘膜から細胞を採取するのですが(これやってくれたのも耳鼻科の先生でした)、カメラほどじゃないにしろかなり喉の近くまで挿入されたので、似たような辛さでした。
コロナの疑いがある人はこれをやらなきゃいけないので気をつけてください!めっちゃ涙目になります!笑

で、耳鼻科診察終わって部屋に戻り、ゲームをしたりのんびりしてたのですが、また看護師さんに呼ばれて、
「首のキズの処置をしたほうがいいんじゃないか」と言われました。
手術によって私の首には両目幅くらいの長さの、スマイル☺️の口みたいな形のキズができたのですが、このキズの上に感染症防止の為の透明なテープが貼ってある状態で手術から帰って来ています。
で、キズと、このテープとの間にキズから出てきた血液がじわじわと溜まっていて、ぷよぷよしてきていたのです。
ここから昨夜、少し血液が溢れてきてしまって看護師さんに応急処置をしてもらっていたため、心配してくださったみたいです。
「確かにキレイにしてもらったほうがありがたいです」と言ったら、先生が見に来てくださって、
「じゃあ外来(診察室)でやるから下降りてー」と言われ。

さっきは看護師さんが迎えに来てくれたので連れて行ってもらいましたが、もう看護師さん離れてたし、ひとりで歩いて行ってみることに。
そしたらすんごい疲れちゃって。笑
行くだけで疲れてぐったりしちゃって、耳鼻科外来の看護師さんが哀れに思ったのか
「ひとりで来たの!?ちょっとここで休んでいきな。身体がキズを治そうとしてるから、何もしなくても疲れるんだよ」と。
結局、処置後に5分くらい休ませてもらったあと病棟の看護師さんを呼んでくださり、車椅子で帰りました。笑

体力はほんとに驚くほど衰えていて、やばいです。
おかゆのご飯はだいぶ食べられるようになっていますが、回復するのはもうちょい先かもしれません。