のぞみのバセドウ病記録

しがない会社員のバセドウ病治療の記録です。

第11回 手術後

たぶん、「終わりましたよー」って起こされたんだと思います。

意識が朦朧としていて、記憶も定かじゃないのですが
たぶん起こされて、耳鼻科の先生に容器に入った摘出物を見せられた気がします。
わたしはベッドに寝ていて、ベッドごと病室に移動してもらいました。
めちゃめちゃ気持ち悪くて、眠いという感じでした。
病室に戻って、喋れるか確認するために「あいうえお」って言わされたような気がします。全然しゃべれなくて、ちょっと心配をかけた気がします。
ここまではほんとに記憶が曖昧で、眠いのに何?みたいな機嫌の悪い態度をとってなかったか心配です。笑

ここから4時間安静の必要があり、ほぼ寝ていました。

4時間後に看護師さんが来て、「立ってもいい時間になったけど立てますか?」と言われ、激痛に耐えながら立ってお手洗いに行きました。管を外したばかりだったので排尿のときも激痛でした。

そこからもう意識ははっきりしだしていたので、起きてぼーっとしてたのですが、20時過ぎくらいから指先のしびれが気になり始めました。
ナースコールしたら先生に電話してくれて、点滴をしてくれることになったのですが、あんまり劇的な効果はなく、ずっと手足がピリピリしたまま寝ることになりました。

当たり前だけど、手術が終わっても今度はキズや麻酔の副作用があったり、甲状腺を取ったことによる副作用があったりするから、速攻元気になるなんてことはないんですね。
しびれについては手術翌日(今日)の朝がマックスで、手指が曲げられずお箸が持てない(テタニーというらしい)、両足も正座した後ほどのビリビリ感がありました。ご飯食べるのめちゃつらかった。
都度点滴で対応してもらいましたが、これを書いている今もまだしびれの違和感があります。

先程16時頃に、手術後と今朝の血液検査の結果を持って内分泌の先生が病室まで来てくださいました。
しびれについて、血中のカルシウムの値がめちゃめちゃ下がってる(甲状腺を取ったことで、カルシウムの値を調節する臓器、副甲状腺への何かしらの影響があった可能性がある)ということを教えてくれました。

これから対応するためのカルシウム剤(4g/日)の内服が始まるみたいですが、早く薬を出してくれー、という感じでいます。