のぞみのバセドウ病記録

しがない会社員のバセドウ病治療の記録です。

第29回 退院後2度目の外来受診

初めての方はこちらからお読みください↓
https://nozomo.hatenablog.com/entry/2020/07/01/090000

 

結局一昨夜は明朝に寝付き、すっかり寝不足だった昨日。

 

朝イチで病院に電話して、耳鼻科にも行くことにしました。

「こんにちは、どうしたの?」って言われて

「ちょっと苦しい気がして、怖くなってきちゃいました」と返したあほ。

そっと誰かに触れられているような息苦しさ、と言ったらそれは怖いねと。

 

そのあとちゃんと説明して、エコーで診てもらうことになりました。

結果は特に異常(出血、変な腫れなど)はない、とのこと。

首の手術をした人にはこういう違和感や飲み込みづらさはよくあること、らしいです。

時間がかかるかもしれないけど自然に改善、もしくは慣れるよ!とのことでした。

慣れるのは嫌だけども。ぜひ治ってほしい。

 

もし悪化して息苦しさが増すようなことがあればまた来て。あとはもうしばらく、出血がないように祈ろうね。

ということで耳鼻科はクリアしました。症状はあるけど死にそうじゃなくてよかった。

 

耳鼻科のあとは、採血、内科の診察。

 

例によって採血の結果が出るまで1時間あるので、看護師さんに会いたかったり院内のレストランでご飯を食べたかったりしたけど、今回はコロナウイルスのことを考えて遠慮し、コンビニでちょっとしたものを買って、車の中でこそこそ食べました。


そのあと院内に戻り診察受付したら、急にすごく気持ち悪くなっちゃって。

 

「あれ、具合悪そうだね?」

「そうなんですよ、なんか急に今めっちゃ気持ち悪くて。」

という入りで診察が始まるくらいには顔色が悪かったみたいでした。

 

血液検査の結果から、

甲状腺ホルモンが増えすぎ

・カルシウムは改善傾向

副甲状腺ホルモンは改善傾向

とのことでした。

 

なので、今日からチラーヂンは100ug→75ugに、

カルシウムとビタミン剤は半量づつに、お薬を減量してまた様子を見ましょうとのことになりました。

 

甲状腺ホルモンが多すぎだったのは妙に納得というか、なるほどと腑に落ちました。

少し出掛けたりするとすぐ疲れる、気持ち悪くなる、爪が剥がれてきてるのも見覚えあるなあって思ってたので。

端的に言うとバセドウ病の症状に似てるってことでした。

 

あと、前回カルシウムとビタミンの薬を減量した直後しびれの症状がめちゃめちゃ出た→数日後から頻度、程度が減ったと話したところ

「減らすと出るよね、多分今回も出るよ。」って。

えぇぇ、やだなぁ。

ただ、ずっと薬で補っていると体が甘えて(?)頑張らなくなるんですって。

だから徐々に減らし、なくすことを目標に調整していくみたいです。

 

この「薬の量を調整する」という作業、一言で言えば簡単なのですが、実際に体にどういう影響があるのかやってみないとわからないんですよね。

もちろん最適化が目標で着実に近づいていますが、最適量には個人差があります。

あとはほんのちょっとの薬の増減によって値が激変することもあれば、倍量にしてもあんまり変わらないこともある。

その上、量を変えた直後は不安定になりやすく、1日、2日で評価できるものでもない。

これが意外ときついです。

 

今日の自分がどのくらいの体調なのかよくわからないし、具合が悪いときの理由もわからない。

休むくらいしか対処ができないし何時間休めば落ち着くのかもよくわからない。

 

常に具合が悪いなら潔く休むんですけど、もちろん体調がいい日、いいタイミングというのもあって。

いいときにも寝てしまったら更に社会復帰は遠のき、体力も低下するだろうし、罪悪感にも見舞われます。

 

文句ばかりになってしまいましたが、現状としてはこんな感じ。

ありがたいことに、会社や友人達は「焦らずのんびりね!」と言ってくれる方が多いですが、つい気が急いてしまったり落ち込んだりしがちです。