のぞみのバセドウ病記録

しがない会社員のバセドウ病治療の記録です。

第10回 手術

昨日、無事手術を乗り越えることができました。

前夜はなかなか寝付けずにいました。
自分では落ち着いているつもりでしたが、やはり怖かったんだと思います。

手術前は、ご飯もないので手術着に着替えておく
ということしかイベントがなく、着替え終わったあとはひたすらいつ呼ばれるかドキドキしてました。

手術着はガウンのように羽織ってウエストに紐があるだけの簡素な作りでしたが、肩口にスナップボタンがあり、着たまま何でもできるようになっていて、良い設計だなと思いました。

あと、足にはむくみ防止の弾性ストッキング(メディキュットみたいなやつ)を履きました。
手術から数時間安静にしなきゃいけない時間があるのですが、その時そのままにしてると、エコノミー症候群みたいになっちゃうらしいです。

いざ手術に呼ばれたのが11:30前頃。
看護師さんに「せきづかさーん、そろそろ行きますよー!」と言われ、あわててトイレに行って、メガネを外して。笑
手術室は同じ棟の2階で、そこまでは点滴引きずって歩いて向かいました。

お部屋に入って、名前確認、アレルギー確認をしながら髪の毛をシャワーキャップみたいなやつに入れてもらい、手術台へ。
手術台にのったらモニターをつけたり血圧を測ったり酸素マスクをしたりして、準備が進んで行きました。

準備中緊張を解くためか、手術室の中でなんか音楽が掛かっていました。なんだったか忘れてしまったけど、JPOPだったと思います。
先生たちも「今日も暑いね〜」、「あ、でも外出てないからわからないよねっ笑」みたいな感じで和んだ雰囲気でいました。
「緊張するね」「甲状腺だからね」という話も聞こえたな。

準備が終わり、両腕が固定されている状態で「じゃあそろそろ麻酔していきましょうか」って言われたのですが、そこから急に涙が出てきてしまい。
怖いとか、嫌だとか思っていた訳じゃなかったのに、急に泣き始めた自分にひきながら、自分で拭けないので「あ、涙出てきちゃいました」って言ったら
「怖いよね、大丈夫だよ、まだ麻酔してないから。大丈夫大丈夫」って、涙を拭いてもらいながらすごく優しく慰めてもらいました。
1分くらい泣いたあと、落ち着いた頃に記憶がなくなりました。