のぞみのバセドウ病記録

しがない会社員のバセドウ病治療の記録です。

第19回 今度こそ

昨日の9時頃、耳鼻科の外来診療室に呼ばれ、ドレーンを抜いてもらいました。
また声帯の動きを見る「鼻からカメラ」もやってもらって、問題なし。

「じゃあ、何事もなければ、明日(今から見たら今日)退院でいいと思います。」(4日ぶり2度目)ということになりました!
「でもこの前のことがあったからシャワーは今日はやめといて。お家に帰ってからにしてください」って。

看護師さんからキズ隠しテープなるものの存在を教えてもらって、実際に貼ってくれました。
テープを貼ったところでキズはまだ赤く目立つのですが、ここから少しずつ塞がって、赤みが取れたりして目立たなくなるとのこと。
紫外線が当たると変色しやすいから、できるだけ服やスカーフ等でカバーしたほうがいいですよ、と教えてもらいました。

スカーフなんて難しそうで身につけたことがなく、買おうとしたこともなかったけど、今年は結構いろんなお店で見かける気がするので、流行っているのかな。そういうタイミングでよかった。
まだちょっと暑いでしょうけど、未来のために、しばらくは首元隠しを頑張ろうと思います。


夜、中学のときの同期から、後輩の訃報を聞きました。
詳しいことはわからないけど、病気をしてたとのこと。
そこまで近い存在ではなかったけれど、びっくりして、また自分の状況も合わせると感情移入をしやすくて、30分くらいひとりで病棟のラウンジで泣きました。

自分が死ぬことを考えるのは現実味がわかないというか、ピンとこないところがあるけど、人の訃報から気づくことはたくさんありますね。
自分の病気についても(すぐに死ぬような重篤なものではないからまだ大丈夫、まだ若いし)、なんて考えがちだけど、ほんとに何が起こるかわからないです。
今回だって確率はかなり低いはずの(1/1000?1/10000?とか言ってたかな、低すぎて忘れた)、術後出血だっておきたし。
だから、これからバセドウ病の治療が落ち着いても、定期的な健康診断、何かあったときの治療はすぐにしようと。心に決めました。