のぞみのバセドウ病記録

しがない会社員のバセドウ病治療の記録です。

第15回 再手術

前回の続き

ということで、止血のための緊急再手術が実施されました(手術室入室時刻23:40)。

出血が止まらない状態で、ベッドごと運ばれるという事態。
手術室にはこの前担当してくださった方もいました。
今日のBGMは久石譲のオルゴールだったなぁ。

ベッドから手術台へは自分で立って移動しましたが、右足がつってしまい🙃
「足つった足つった!右足つった!」って騒いだら、速攻爪先を持って伸ばしてくれました……。さすが……。
先生は「こういう時どうするのかわからないよね、カルシウム欠乏の患者はやっぱ足つったりするかぁ」みたいなこと言ってた。笑
そろそろ副甲状腺は仕事してください……。

今回も全身麻酔で行われました。
つい4日前に麻酔をしたときは怖くて涙が出たけど、今回は怖い思いしてる最中だったからか、なんとも落ち着いていて。
酸素マスクから麻酔薬が入ってきて、
「深呼吸しましょうか」
「上手ですね」
「もう少し続けましょうか」
まで聞いたら肩の周りが温かくなって眠ってしまいました。

今回は起こされた際に「こんな時間に麻酔かけて、また起きろなんて酷だよな」みたいな会話が聞こえた気がします。
部屋に帰ってきたのは1時過ぎだったようなので、確かにそうっちゃそうですが、日曜日の深夜に呼び出されて手術させられた先生も、酷でしたよね……。

ベッドごと看護師さんに運んでもらって部屋に戻り、痛み止めの点滴をすることと、お手洗いは行っていいということを聞いた気がして寝たのですが、今度は全然寝付けなくて。

色々つながっていて動けないし(手術直後で当たり前)なんかあったらナースコールしてね、と言われたから、要求があるたびに押しまくりました。
言い訳をすると、時間の感覚がおかしくなってたんですよね。手術に行くからと、時計やスマホは全部金庫にしまってて確認できなくて。
自分の感覚では
(1時間くらい寝たら暑くなってきた、これは布団を剥いでもらわないと)
(さっきから30分くらいたったかなぁ、そろそろ痛み止め欲しいんだけど)
みたいなつもりで押してたんですけど、実際は5分おきくらいにやってたみたい。笑

何回か繰り返して「痛み止めは4時間追加できないからもうちょっと。5時まで我慢して。」と繰り返し言われ、
あれ?なかなか5時にならないぞ?今何時?(ずっと2時から3時だった)時間の進みがおかしい!?と気づきました。
気づいたところで来てくれた看護師さんに、
「あれ、全然時間たってない?今何時?もしかしてめっちゃ短時間にコール押しまくってます?よね?」って聞いたら、
「そうですねぇ笑 でもいいよ、なんでも言って」って。
まじごめん、ほんとにごめん、となりました。

看護師「3日くらい徹夜してる人みたいな顔してるよ」
私  「めっちゃ具合悪いんですけど(なぜかキレ気味)。」
看護師「まあ仕方ないよね。てかそもそもここ、病院だし。」
ってやり取りも、文字にすると?という感じだけど、優しくて嬉しかったなぁ(トイレに行く途中に転ばないように支えてもらいながらの会話)。

そんなこんなで全然眠れず、医師、看護師、同室患者に心配と迷惑をかけまくり、再手術が終わりました。